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えん堤

鋼製自在枠日鉄建材(株)

鋼製の枠組の中に石材を詰め込んで外力に抵抗させようとする枠工に自在性を加えた製品で、渓間工事や山腹工事、一般の土木工事にも適しています。
特長
①透水性がありますので、浸透効果の高い堆積層を形成し、ピーク流量の減少、基底流出量の増加が図れます。

②単一ユニット部材の組み合わせによって工事の規模に適応でき、部材継手が自在となっていますので、地形の変化にも簡単に対応できます。

③短期間に堆積した土砂上にえん堤を設置する場合、局部的な沈下が予想されますが、可撓性がありますので、ある程度の不同沈下にも対応が可能です。

④現場では枠の組立、石詰等の簡単な作業だけを行えばよく、また、コンクリートを全く使用しないので、施工期間の大幅な短縮と省力化が可能です。

⑤中詰礫による濁水のろ過が期待できます。

SBウォール工法日鉄建材(株)

INSEM 工法(現地発生土又は現地発生土とクラッシャーランを混合したものを主材料とし、セメントと水を混ぜて締め固める工法)やLUC 工法(クラッシャーランを主原料として、セメントと水を混合して締め固める工法)により構築された堤体内部材を軽量鋼矢板(上流壁面材)とコンクリートブロック(下流壁面材)で保護したえん堤で、土石流対策えん堤や治山えん堤等に適しています。(下流面を軽量鋼矢板とするSS ウォール工法もあります。)
特長
①内部材の主材料として現地発生土砂やクラッシャランを活用することで、従来の重力式えん堤と比較してコスト縮減が図れます。

②施工方法はフィルダムの施工に類似しており、施工が容易で、また、養生期間が短く、大幅な工期短縮と省力が可能です。

③軽量鋼矢板の効果的利用により、土石流の流体力・衝撃にも十分耐えうる躯体ができます。

鋼板セルえん堤日鉄建材(株)

鋼板セグメントで構成された鋼製殻の中に現地発生土砂を中詰めしたセル構造の製品で、セルの配置の仕方により透過型と不透過型があります。
特長
①掘削土砂を中詰材として利用しますので、残土処理や特別な中詰材料が不要です。

②鋼製セグメントは工場で製作されますので、現場施工、組立作業が簡素化され、施工期間の大幅な短縮と省力が可能です。

③中詰後に目開き・はらみ等がほとんどなく、各鋼製セグメントピースは円周方向及び上下方向をボルト接合していますので、土石流の流体力・衝撃にも十分耐えることができます。