当該施工地は、直下に人家が密集する山腹で森林状態にあるが、過去の降雨や融雪等により林内に亀裂が発生し表層崩壊が発生する恐れがあるため、ノンフレーム工法（補強土工）により山腹斜面の安定化を図った箇所である。

　ノンフレーム工法は、樹木などの植生を残したまま施工でき、自然環境や景観の保全にも資することから採用されたものである。　

　○　ノンフレーム工法　施工面積　960.0㎡

※　ノンフレーム工法は、「第8回エコプロダクツ大賞」（エコサービス部門・国土交通大臣賞）及び「2011年度グッドデザイン・サステナブルデザイン賞」（経済産業大臣賞）をダブル受賞しております。