国道の法尻に敷設していた石積が、経年の降雨等により孕み出し、法面崩壊の恐れが出てきたため、斜面を切り直して土の荷重を減らし、法面を押さえて、斜面安定度を高めるため施工されました。

当該法面は、地質がやや不安定なため、法枠等の重量物の施工を避けるとともに、積雪寒冷地であることから、凍結等による斜面の微小な変形の発生にも柔軟に追従できて、軽量なＧｅоベルトの施工が選択されたものである。

〇主たる工種

　・帯状法面材（Geoベルト）　約２,４４１㎡ アンカー６６０セット　被覆金網　約２,４７７㎡