SBウォール工法+鋼製スリットダムB型(谷止工)
下流側近景(提体面は大型化粧ブロック)
下流側遠景
上流側近景(提体面は鋼製矢板)
上流側遠景
事業名 | 平成28年度 復旧治山事業 火山地域(補正)第6号工事 |
---|---|
施工主体 | 熊本県県北広域本部阿蘇地域振興局 |
施工場所 | 熊本県阿蘇市的石字戸下地内 |
工事概要 | 平成28年4月の熊本大震災により阿蘇外輪山で大規模な山腹崩壊が多数発生し、大量の土砂が堆積している。今後の集中豪雨により土石流が発生し下流域に流出する危険性があるため、下流の砂防事業と連携し土石流対応のB型スリットダム(砂防基準)を設置したもの。 提体はコンクリートではなく、現場の堆積土砂、床掘土砂を有効活用するソイルセメント工法を採用し、経費の節減と工期の短縮(コンクリートの約2/3)を図っている。 ※SBW工法とは、下流側に大型ブロック、上流側は鋼製矢板を残置型枠として設置し、現場の土砂とセメントを攪拌混合し適切な水分を持たせたソイルセメントを型枠内に投入・転圧して提体を作り上げる工法。 〇提 体 L=99.5m H=12.5m V=5109㎥ ・B型スリット H=10.5m 鋼材重量49.6t |